私の住む地域では、暖かい春の陽気の日が続いていています。
冬のコートは手洗いして次のシーズンまでお休みして貰い、コート要らで春らしい服装を楽しめるようになりました。
私には、長年愛用の春向けの一枚のワンピーズがありますが、購入価格は3,000円にも満たない決して高価なお品ではありません。
私は洋服は安物買いばかりなので、いつもこのような価格帯でお買い物をしております。ですが、そのワンピは可愛くて女子力が高いのは事実で、しかも着やすいので出来るだけ長く着続けたいと思って来ました。
ですが、安物とも言えるだけだけあって、購入後まもなく、首元のゴムが緩くだらんとなってしまっていました。それでも、だらんとはなっても、それなりに見た目はOKの状態であった為、誤魔化して愛用してきましたが、やっぱりなんだか気になっていました。
そこで、先日自分で首元をゴム入れに挑戦してみました。私はお裁縫が大の苦手なので、失敗も覚悟のトライでした。もし失敗したら捨てる羽目になるけれど、それも運命と割り切って進めてみますと、何とか成功できたのでとっても嬉しかったです。
諦めなくて良かったと思いましたし、大好きな春ワンピに新たな命を吹き込めた喜びも味わえました。そして、これまでの首元だらりに、ゴム入れで締まりを与えることができ、以前よりも上品に着こなせると、心の豊かさも得ることができています。
若い頃は、安い洋服ばかり購入しながら、少しでも駄目になるとバンバン処分しては、新たな安い服を買うを繰り返していました。ですが最近の私は、このように処分の前に修復やリメイクをも考える人間に成長しています。そんな思いに見合う様に、お裁縫の腕磨きもしなくてはと思っています。